【ウエディングプランナーが暴露する】実際にあった結婚式のクレーム集

一生に一度の結婚式に納得がいかない・・・

結婚式場にクレームを入れたいけど、そんな事して良いのかな・・・

今日は私が見てきた結婚式後のクレームについてお伝えしていきたいと思います。

クレームって、出来ればあまり言いたくないですよね。

言って気持ち良いものではないですからね。

ただ、結婚式に於いては、「一生に一度」だからこそ、納得がいかない結果になる事もあります。

そんな時、我慢されるのか、思い切って結婚式場に言うのかはあなた次第ですが

今日は私が実際に見てきたクレーム集をご紹介します。

既に結婚式を挙げられた方は、似たような案件があれば、何かの解決策に繋がれば良いな、と思います。

そして、これから結婚式を控えていらっしゃる新郎新婦様は、こんな事もあるんだなあ…と理解して頂き、ご自身の結婚式では十分にお気をつけください。

またウエディングプランナーのお仕事をされている方、目指されている方にとっても一つの知識になれば幸いです。

結婚式後のクレーム内容

注文していた記録DVDの撮影が行われていなかった

結婚式の準備を進めるにあたって、当日を形に残せるものの代表として写真とDVDがあります。

どんなアルバムのタイプにするかや、DVDの種類にするかは、プランナーとお打合せで決めて頂くものとなります。

そして注文頂いた内容で当日撮影を進めていくのですが、

なんと新郎新婦様のご希望のDVD撮影が当日行われていなかった事が結婚式後に発覚。

原因はプランナーからDVDを撮る業者への発注漏れでした。

もう一度結婚式をやってください、と言えるばずもなければ、出来るわけでもなく、時間は戻ってこない。

謝罪してもしきれない1件でした。

こうすれば良かった

本件は完全にプランナーのミスになります。

ただ、新郎新婦様で事前にリスクヘッジが出来るとするのであれば、

式場を決める際、サイトの口コミはしっかり見ておきましょう。

特にゼクシィさんや、みんなのウエディングさんで「実際に結婚式を挙げた花嫁の声」という口コミがあります。

そこで、先輩花嫁さん方の声でプランナーについての口コミをチェックし、悪い口コミがあれば、先に式場に同じようなミスがないように伝えておきましょう。

アルバムの写真内容が気に入らない

上記同様、結婚式を形に残すものとして人気のアルバムですが

写真の撮り方がお気に召さないというクレーム。

もちろん写真の撮り方やポーズはカメラマンによって違ってくるので、新郎新婦様のセンスによっては合う合わないがあるかもしれません。

当時私が働いていた式場はカメラマンの指名が出来ず(出来る所少ないです。もしくはめちゃくちゃ高いアルバム)完全お任せでした。

新郎新婦様も、「プロに任せれば間違いない」と思ってお願いしてくださっているのですが

出来上がりをご覧になられて、あまりにも理想とかけ離れていたそうです。

もし、希望のショットやアングルがあれば、最初にカメラマンにしっかりとお伝えされる事をお勧め致します。

撮影の指示書を作られて、当日カメラマンにお渡しされる方もいらっしゃいます。

ただ、当日に指示書を頂いても、対応できかねる部分もあるので、事前に担当プランナー経由でカメラマンに渡してもらうと良いでしょう。

不完全な姿で入場させられた

「本当はティアラをつけて入場するはずだったのに…」

「ドレスのバックには大きなバックリボンがついているはずだったのに…」等

ヘアメイクが完璧ではない、衣装が完璧ではない状態で入場してしまった、というクレームもございます。

結婚式一日は私達にとってとにかく怒涛のような一日です。

時間で動いているので、〇〇分でヘアメイクを仕上げないといけない、や

〇〇分迄に入場しないといけない、等常に時間に追われています。

もちろんその時間に追われながら進めていくのがプロの仕事でもあります。

私達スタッフも新郎新婦様が入場へ向かわれる前に

必ず鏡の前でチェックをしていますが、

たまに新郎新婦様も緊張や焦りでしっかりとご覧になって頂けていない事もあります。

ですのでヘアメイクのリハーサルでは担当のヘアメイクさんにしっかりと伝えるべきことを伝えておきましょう。

例えば、挙式中はこのヘアアクセサリーで

披露宴始まる時には、こっちのヘアアクセサリー、そして中座後はこれで入場します、、等。

ヘアメイクのリハーサルは必ず結婚式前に行われますので

事前にお伝えしておけば当日バタバタする事もありません。

当日の新郎新婦様は緊張と楽しみでいっぱいいっぱいなので、自分達で何かをしようと思う事は避けて、全てスタッフに伝えておきましょう。

新婦の手紙をプランナーに預けたら1枚なくなっていた

新婦様が親御様に向けて書く感謝のお手紙。

式中に読んで頂きますが、万が一、涙が溢れて止まらなくなった時、司会が代読して読めるよう、念のため当日の朝、コピーを取らせて頂いております。

その時の不手際としてコピーをした最後の一枚をコピー機に挟んだまま忘れてしまい、

新婦様は手紙朗読の際、最後の一枚がない状態で迎える事に。

ご新婦様のアドリブで何とかなりましたが、大変大きなクレームとなりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

結婚式は一生に一度の事だけに、常にトラブル隣り合わせになっています。

これは脅すわけではないのですが、

式場側もかなりの責任感をもっておりますが、たくさんのスタッフやゲスト様がいればいるほどミスはあります。

そのミスがないよう、事前の準備や当日慌てないよう進めていく事が大事になってきます。

どうか皆様が笑顔溢れる素敵な一日を過ごされますように。

それではこの辺で。

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